予防歯科

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治療後の健康な
口内環境を維持する
ためのケア

虫歯や歯周病の治療が完了した後、口内環境を清潔な状態に保つことが再発や新たな口内トラブルの予防に繋がります。
患者様個人に合った最適なブラッシング方法などのセルフケアと、
歯科医院での定期健診・クリーニングによるプロフェッショナルケアをあわせて行い、
良好な口腔環境を維持していきましょう。

虫歯や歯周病の
原因になるプラーク

「プラーク」という言葉を聞いたことはありませんか?プラークは「歯垢」とも呼ばれ、食べ物の残りかすなどが原因で形成された細菌の塊です。白もしくは黄色くネバネバしているのが特徴的で、歯と歯の間、歯と歯ぐきの間に入り込み、虫歯や歯周病のリスクを高めます。
食後8時間もすると形成されるのも特徴です。歯垢が歯石になるとブラッシングでは取り除けないため、食後すぐの歯磨きが欠かせません。

プラークができやすい場所

プラークは、歯ブラシがなかなか届かない場所に溜まりやすい性質があります。
具体的には歯の間、奥歯の裏、歯ぐきの境目あたりなどは注意すべき箇所です。また、唾液の循環が悪い箇所も細菌が流されず、プラークが形成されやすい傾向にあります。さらに歯並びが乱れている方は、丁寧に磨いていても、汚れが蓄積しやすいので注意しなければなりません。

メインテナンスと
セルフケア

毎日の歯磨きは虫歯や歯周病予防の基本です。
しかし、セルフケアだけではプラークを完全に取り除くことはできません。そこで、当院では定期的な検診・メインテナンスをおすすめしています。
専門家の手によるケアと、日常の正しい歯磨きを組み合わせることで、口腔内をより健康に保つ効果が期待できます。

セルフケア

  • ブラッシング

    毎日の歯磨きは、プラークの付着を防ぐ基本的な処置です。特に奥歯、歯と歯ぐきの境目などはプラークが隠れやすい場所なので注意しましょう。当院では清潔な口内環境を保つためのブラッシングのアドバイスもいたします。

  • デンタルフロス

    歯ブラシだけでは届きにくい歯と歯の間のケアには、デンタルフロスが適しています。日常のケアに取り入れることで、口内環境が大きく改善されます。使い方に迷ったときは当院にお気軽にご相談ください。

  • マウスウォッシュ

    口の中の清潔さを向上させるうえで、マウスウォッシュは大変効果的です。定期的に使用すると、細菌を減らし、虫歯や歯周病のリスクを下げる効果が期待できます。ただし、マウスウォッシュ単体での予防効果は望めません。必ず他のセルフケアと組み合わせてください。

プロによるメインテナンス

  • PMTC(歯のクリーニング)

    専用の研磨剤と機器を使用し、歯に付着した汚れや細菌の塊を徹底的に取り除く処置です。歯科医師や歯科衛生士が治療を担当するので、セルフケアでは対応できない汚れを除去できます。治療後は歯の表面がツルツルになり、細菌も付着しにくい状態を維持できます。

  • 歯みがき指導

    虫歯や歯周病を防ぐには、ご自宅で正しくセルフケアを行うことが大切です。ブラッシング指導では、患者様の歯並びや磨き方のクセに合わせて、磨き残しを防ぐための歯磨きの仕方をアドバイスいたします。当院の歯科衛生士が丁寧にレクチャーしますのでご安心ください。

  • 食生活指導

    虫歯・歯周病対策で気をつけたいのが食生活です。「間食の回数を減らす」「よく噛んで食べる」「虫歯になりづらいものを選んで食べる」「ジュースやスポーツドリンクを」など、毎日の習慣を見直してみましょう。

  • SPT

    歯周病の治療が一段落つき、状態が安定してきたら、SPT(サポーティブペリオドンタルセラピー)に進みます。SPTとは、一時的な治療から、持続的な健康管理へとシフトする支援ケアのことです。SPT後に、日常の「健康管理」としての定期検診に進むことになります。

定期検診で
予防効果を高める

虫歯や歯周病はどちらも、問題が生じる前の「早期発見・早期治療」が重要です。当院の定期検診では、初期の虫歯や歯周病の兆しを見逃さずにキャッチします。
今後のトラブルを未然に防ぎ、将来健康で過ごし続けるためにも、定期的な検診を心がけましょう。

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